CONCEPT
ライスヴィンテージの個性と経年変化を味わう
高精白 × 熟成シリーズ
磨き上げたその先に見える米の個性。
一切の雑味を感じない美しい熟成。
最高峰の製造技術を持ち、日本酒の可能性を常に追求し続ける
「楯の川酒造」が見出した、"高精白 × 熟成" という新提案
characteristic
特徴
1 | "高精白×熟成"の新カテゴリー
昨今、生酒などのフレッシュな日本酒が人気を集めておりますが、適切な冷温貯蔵で熟成された日本酒もまた、違った側面で深い魅力を持っています。
醸造元の「楯の川酒造」は日本酒業界の発展に向け、まだ多くの人が味わった事のない、新しい日本酒の価値を世の中に伝えるべく、この度は「涅槃 黒 2020」という「高精白×熟成」の新カテゴリーの銘柄を立ち上げました。


2| 希少な酒米を使用
酒米には、「惣兵衛早生」という“幻の酒米”と称される⻲の尾のさらに親にあたる在来品種が使用されています。
また、この酒米は「楯の川酒造」が契約農家の方と試行錯誤を試みながら、3年以上もの歳月を掛けて、現代に復活させた酒米でもあります。
現代ではより希少性が高くなり、酒造りにこの酒米を用いているのは、世界で「楯の川酒造」だけです。
3|小容量タンクでの丁寧な仕込み
「涅槃 黒 2020」は600kgタンクでの小仕込みで醸されており、権威ある品評会へ出品される銘酒の多くが、このタンクサイズで仕込まれています。このサイズは手仕込みの醸造に最も適すると言われており、小さなタンクを使用することで、より繊細な醸造設計と綿密な管理が可能となります。

TASTING COMMENT
「涅槃 黒 2020」の味わい
"酒"と"食"に精通するSAKENOMAパートナー3名の
「涅槃 黒 2020」のテイスティングコメントをご紹介します。
看板のない予約困難店「酒井商会」店主
酒井 英彰 氏

程よい甘味とアルコール由来のものではない
ナチュラルでドライな酸 。
穀物っぽさと上品な苦味によって、
口の中に贅沢な余韻が残る。
日本酒専門WEBメディア 「SAKETIMES」編集長
小池 潤 氏

香りは控えめで、ほのかに穏やかな吟醸香が香る。
綺麗で透明感のあるクリアな味わい。
すこし奥の方に野生味や大地の様な穀物っぽさのニュアンスが感じられる。
2018香港 日本人ベスト5シェフ
長屋 英章 氏

革新的な精米技術をもつ楯の川酒造らしい
洗練された味わいに、さらに熟成させた「涅槃 黒 2020」はまさに"究極"の味わい。
おすすめの料理
「バーニャカウダ」
穏やかで上質な穀物の香りが感じられる『涅槃 黒 2020』には、自然の恵みである大地で育った野菜を合わせたいです。『涅槃 黒 2020』の透き通るような贅沢な酸と、野菜の持つ自然の甘みは抜群に調和します。

Story
開発の想い
当蔵は、精米歩合20%以下の高精白に挑み
日本酒の価値向上に取り組んで参りました。
そして、技術と経験を蓄積した今
さらなる挑戦が始まります。
「高精白 × 熟成」
高精白ならではの完成度と繊細さはそのままに
時の流れとともに現れる深みとまろやかさ。
その年ごとに異なるお米の個性と
経年変化を楽しむ作品を創りました。
また、ブランド名である「涅槃」は
完全な静寂、自由、最高の幸福の状態
生と死の繰り返しである輪廻からの解放と終了
を意味する言葉です。
「涅槃」 を飲んでいただくことで、
日々の喧騒から一歩離れ
穏やかで幸せな気持ちに浸っていただきたい。
そんな想いで命名いたしました。
存分にお楽しみください。
6代目蔵元 佐藤淳平


酒蔵
楯の川酒造
天保3年(1832年)創業。楯の川酒造は徹底して品質を追求し、日本の「酒」「食」「農」文化の発展に寄与してきました。
ひたむきに酒造りに向き合いつつも、自社精米による高精白日本酒の可能性の探求、業界のイメージを変える蔵人の働き方改革、田園風景の保存を目指す稲作指標の導入など、日本酒の新時代を切り拓くべく日々試行錯誤を繰り返しています。
